氷見市議会 2016-03-08 平成28年 3月定例会−03月08日-03号
この20年の間に氷見市では、平成13年に世界定置網サミットin氷見を開催し、26年には富山湾が世界で最も美しい湾クラブに加盟し、さらに今年はG7サミット環境大臣会合が富山市で開催されることとなっております。 この環境大臣会合の議題としては、まさに今、海浜植物園の周辺でも問題になっている海洋ごみ対策や生物多様性、温暖化対策などが候補として挙げられております。
この20年の間に氷見市では、平成13年に世界定置網サミットin氷見を開催し、26年には富山湾が世界で最も美しい湾クラブに加盟し、さらに今年はG7サミット環境大臣会合が富山市で開催されることとなっております。 この環境大臣会合の議題としては、まさに今、海浜植物園の周辺でも問題になっている海洋ごみ対策や生物多様性、温暖化対策などが候補として挙げられております。
また氷見市では、氷見定置網トレーニングプログラム事業や世界定置網サミットin氷見の開催など、定置網漁業国際交流事業を通して国際協力に取り組んできました。しかし、氷見市の近年の漁業の現状は、高齢化の進行や担い手不足、海洋環境の悪化などによる漁獲量の減少、漁村地域の活力低下など厳しい状況に直面しています。これは氷見の漁業だけではなく、日本の漁業全体が直面している問題であると考えます。
中でも、国際協力事業については、平成12年度にコスタリカ共和国や中国から研修生を氷見に招き、定置網実地研修を皮切りに、定置網シンポジウムの開催、海外技術指導、全国で初めての定置網漁業に関する全国大会、世界定置網サミットin氷見など、これまでに数々の国際協力事業の実施がなされ、昨今はJICAの草の根技術支援事業の採択を受け、タイ国で定置網漁業導入に向けた事業も展開されているところでもあります。
また、本市が発祥の地と言われております越中式定置網漁法は、限りある水産資源を持続的に利用できる21世紀の「環境にやさしい漁法」「消費者にやさしい漁法」「働く者にやさしい漁法」との認識に立ち、平成12年度から3カ年の氷見定置網トレーニングプログラム事業に取り組まれ、最終年度には世界34カ国から延べ3,000人が訪れる「世界定置網サミットin氷見」を開催されました。
次に、「活力みなぎる産業づくり」では、田園漁村空間整備事業の基本計画を策定するほか、世界34カ国からの参加者を含め、延べ3,000人が参加した世界定置網サミットin氷見などを実施し、16.2%の進捗率となっております。